2011/07/24

緩やかでもステップアップ

投薬開始の6月からほぼ2ヶ月。無事に毎日、毎朝、摂取できてます。

個人差はあるだろうけど、自分の感じた副作用の事象。
  • 一時的な発熱
  • 一時的な頭痛
  • 軽い嘔吐感
  • 断片的に続く下痢
  • 一時的な強度の倦怠感
  • 倦怠感はあるけど、活力旺盛
  • 食欲、性欲旺盛
最後の「食欲、性欲旺盛」というのは、
不思議だけど、眠りに落ちて1〜2時間後くらいにどうも起きてて、飲み食いしてるらしい。一切記憶にない当初は、夢遊病か?と真面目に相談したけど、冷蔵庫を開けた記憶はあったり…。ある意味“夢遊病でない”として安心ではあるが、夜な夜な冷蔵庫を漁る自分っていうのも我ながら恥ずかしく酷い。食欲旺盛ととりあえず、括ります。(苦笑)
「性欲旺盛」というのは、 人肌恋しく感じたり、H動画をみたり、オナニーしたり…。HIV発覚前からかれこれ何年になるんだろう…そういう一線を超えた関係はないからか、投薬開始後滞りなく摂取できてる安堵感から生まれた気持ちの余裕なんだろうか?投薬開始前後の自分を比較すると、そういうことも変化の一つとして感じてしまう。

Twitterでは、投薬開始後1ヶ月後の血液検査結果をツイートしたけれど、
・CD4 364
・ウィルス 860コピー
ウィルスは激減してるが、担当医としては少し期待はずれで、もう少し激減を期待してた模様だった。

期待してたのは、目下皮膚疾患(発疹、湿疹、蕁麻疹、痒み)の改善だ。
幹部に紫外線を意図的にあたる治療。これにも効果が出てるのか、かゆみ止めを飲む頻度は徐々に減っていっている。

投薬開始の6月からは、毎週通院している。毎週は皮膚科のみ、隔週で血液内科へ。
正直、通院が大変だ。
定時があってないような会社、勤務業態ではあるものの、時間を確保するにも気が引ける。そういう意味でも、皮膚科の毎週というのは、本当に辛い。午前中に終わってくれるのが幸いだが、毎週は毎週。だけど、なんというのだろうか…メンタル的にはとても助かる。

自分はHIVであることを知ってもらってるし、その上で治療をしてくれている訳で、
どの科を受診しても、こちらの気付けない懸念事項にも把握できる。(当たり前か…)

そういう意味で、目を見て、きちんと話ができる限られた人だ。
自分には告知できる知り合いは、ここを通して出会った方々のみ。そんなだからか、自分には大きな意義がある。
  • 毎週会える。
  • 何かあったら毎週告知するチャンスがある。
自分にとっての駆け込み寺は、他にはなく、病院である。そういう状況の自分には、メンタル的にとても助かる。先生の顔を見るだけで、ホッとする。
閉鎖的な世界観だけど、“今週も無事に先生に会えた” と心底安堵感を抱く。

どんな病でも、向きあう姿勢をどんなに強く持っていても、不安や自分なりの収集知識で肩こりのように凝り固まってしまうこともあるんだと思う。今のところ、手探りにはかわりないけど、HIVが起因での出てくる杭は打つ!が、自分なりの向き合い方なのだろう。自分としっかり向きあう時間として、大切にしないと。