2011/03/11

身体障害者手帳のご案内

こんなタイトルの用紙が区役所の茶封筒に入って今日届いた。
そして、同じく今日、先週行き損じた検診にも出向いてきた。


まず、問題の投薬開始については、激務期であることを考慮して延期となった。
深夜か明け方か判らないが、数時間は眠れている状況ではあるものの、まともなサイクルではなく、自分時計も体時計もよく判らない。皮膚疾患の炎症を抑える薬も、極度に眠気を誘うもので、その処方薬も寝坊が怖くて飲めなかったりしている。稼働時間も睡眠が少ない状況で飲むと、これまた脱力感というか虚無感というか、“ぼーっと”意識が遠くにいってしまうため、支障感じて飲めなかったりしている。
そんな状況で定期的な摂取をマストとする投薬治療は、延期された。

そして、身体障害者手帳の申請書の記載内容に自覚症状との乖離を感じていた自分。
ソーシャルワーカーが話しをしてくれていたようで、担当医からこんな言葉を受けた。

“アレルギー症状の皮膚疾患があるから、平均よりも早めに投薬開始を行い免疫機能の現状維持を最低でも維持する。また、向上させることへの取り組みであることをまず覚えていて欲しい”
“申請書の件は、内容に違和感があったかもしれないけど、投薬開始を行うための身障者認定への配慮したものだから、心配しないで。”

なんだろう、予想通りの言葉に少し残念な気持ちだった。
今更、HIV+が誤診だった。なんてことはないはずなのに、どことなく冷たくも温かくもなく痛みも安堵もない壁に挟まれたような… 直視すべき現実を淡々と突きつけられたんだろう。

採血検査も次回。
先週、行き損じてしまった故、他の2つの診察は予約外だと時間もなく見送り、皮膚科とHIVの2科だけで終了。

医療費も、処方薬込みで4,000円弱と嵐の前の静けさのように感じられた。


さて、身体障害者手帳も承認された。ここからの課題はやっぱりHIVへの投薬治療。

ビタミン剤で練習を行うこととなり、処方薬受け取り時には薬剤師さんといろいろ話した。
結果、自分のような昼夜関係なく睡眠も仮眠の積み重ねのような場合、食事時間も不規則なので、確実に飲めそうな時間帯を探すことから始めよう!と。

意識のない自分には、意識することから始めるゼロスタート。
食前食後に左右されない薬で検討する方向だとか。
有り難い配慮であり、オフィスで業務中に飲まなくてはいけないのか?不安もある措置で、何とも言えず、目の前の課題にどう対処できるのか、少しずつ自分なりの歩み寄りを行う他なし。

少しずつ… やっていこう。
ビタミン剤、今、飲んだ。

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